Goro Ito, Takashi Hiraide 《GLASHAUS》talk & live

May 25, 2012 @ 立川 オリオンパピルス

アルバム《GLASHAUS》発売記念、伊藤ゴローと、ジャケットのデザインをされた詩人の平出隆さんのお二人をお迎えして、立川オリオンパピルスでトークショーとミニライブ、サイン会を行います。

日時:5月25日(金) 19時~
参加料:無料
会場:オリオンパピルス JR立川駅ビル「グランデュオ」6F
電話:042-548-1711
アクセス:http://www.granduo.jp/tachikawa/access/index.html
オリオン書房HP http://www.orionshobo.com/

予約方法:告知開始後オリオンパピルス店にてGLASHAUSお買い上げのお客様から優先で整理券を配布
(優先整理券予定数30枚・椅子をご用意できる予定です。)
※整理券をお持ちでないお客様もトークショー、ライブ、サイン会共に参可能です。
※サイン会対象作品は、伊藤ゴロー全作品、平出隆さん全著作です。

平出隆

1950年、福岡県門司生れ。大学在学中に雑誌「ユリイカ」に詩と詩論を発表し、デビュー。みずから極小の版元を構え、詩誌や詩書を刊行、戦後世代を代表する詩人のひとりとなる。その後、「詩の中から新しい散文を生む」(大江健三郎評)実験として、言語の諸形態の混じりあう領域での作品の制作をつづける。広く知られた成果に『胡桃の戦意のために』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『左手日記例言』(読売文学賞)、『猫の客』(木山捷平文学賞)、『ベルリンの瞬間』(紀行文学大賞)がある。ほかに、加納光於、河原温、ドナルド・エヴァンズなどの美術家とのあいだに成った書物がある一方、田村隆一の詩集や伊良子清白全集など、詩書装幀の仕事も多い。自装による長篇評伝『伊良子清白』は、2005年春、ライプチヒでの国際ブックフェアにおける「世界でもっとも美しい本」賞の候補となった。1985年、アイオワ大学のInternational
Writing Programに招待詩人として参加。1998-99年、ベルリン自由大学客員教授としてベルリンに居住。2005年、「大江健三郎の推奨する詩人」として、共にオーストリアでの文学祭Sprachsalzに参加。2006年、人類学者の中沢新一を多摩美術大学に招聘し、芸術人類学研究所を創設、《野外を行く詩学》部門を担当し、研究をとおして過去の詩人・作家・芸術家の居留地などを結び合わせる《フィールド・ミュージアム・ネット》の活動を展開。2008年と2010年、第1回と第2回の日中韓・東アジア文学フォーラムに参加。批評家としては、『破船のゆくえ』『光の疑い』などの同時代詩批判からヴァルター・ベンヤミンを基軸とした長篇エッセイ『遊歩のグラフィスム』に至る批評的著作がある。2009年、中保佐和子訳の『胡桃の戦意のために』がアメリカで最優秀海外図書大賞(2009
Best Translated Book
Award)を受賞。『葉書でドナルド・エヴァンズに』(飯野友幸による英語訳)、『猫の客』(末次エリザベートによるフランス語訳)などのほか、ドイツ語、韓国語、中国語、ロシア語に翻訳がある。「造本としてのエクリチュール」の実践は、わずか8ページのミニマルな書籍『via
wwalnuts』叢書を生みつつある。

http://www.wwalnuts.jp/vww