『アモローゾ ジョアン・ジルベルトの人と音楽』

2025年6月15日(日) @ 東京・晴れたら空に豆まいて

刊行記念トークショー〜ジョアンとボサノヴァの真髄〜

【出演】国安真奈、中原仁
【特別ゲスト】伊藤ゴロー

今年2月に発売された『アモローゾ ジョアン・ジルベルトの人と音楽』は、戦後のブラジル大衆音楽界で活躍し、ジョアンと長く深い親交を持ったジャーナリストが人生の最後に精魂を傾けて刊行した評伝です(原著は2021年刊)。

この邦訳の刊行を記念して、本書を翻訳した国安真奈さんと、ジョアンが歌った名曲も数多く紹介している『ブラジリアン・ミュージック200』の著者・中原仁さん、さらに特別ゲストとして、ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンのトリビュート作品も発表しているミュージシャンの伊藤ゴローさんをお迎えしてのトークショーを開催します!

ヴィオラォンのバチーダ、話すような唱法、独創的なハーモニーによって、ブラジル音楽を変えたジョアンは、ボサノヴァの創始者でありながら、ボサノヴァを超えた至高の音楽を生み出した音楽家。『アモローゾ』は、ボサノヴァの誕生と史上初の録音、世界にボサノヴァを知らしめた名盤『ゲッツ/ジルベルト』、伝説のカーネギーホール公演、奇跡の日本公演などなど、数々のレコーディングやライヴ・パフォーマンスをつぶさに辿りながら、豊富なエピソードで織りなす評伝です。

▼「訳者あとがき」を公開しています。
https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784865593037

このイヴェントでは、ジョアンの人となりが伺える心温まるエピソードにあふれた本書の読みどころ(奇跡と言われた来日公演の舞台裏やオデオンからリリースされた初期3作の権利問題なども詳しく語られています)を紹介しながら、ギターと歌が一体となったジョアンの音楽のどこがそれほどまでに独創的だったのかを語り合っていきます。

ジョアンのギターを研究し尽くしている伊藤ゴローさんには、ソロで演奏もまじえながら、ジョアンがサンバの古典をどうアレンジしたのか、長いキャリアのなかでスタイルがどう変わっていったかを、じっさいに音を出しながら、紐解いていただきます。

*当日会場で本書をご購入くださった方には特典としてオリジナル・ポストカードを進呈します。
*中原仁『ブラジリアン・ミュージック200』、カエターノ・ヴェローゾ『熱帯の真実』も会場で販売します。
*当日はブラジル軽食とドリンクをご用意致します。

■出演
【トーク】
国安真奈、中原仁
特別ゲスト:伊藤ゴロー(作曲家/ボサノヴァ・ギタリスト/音楽プロデューサー)

【出店】
アルテスパブリッシング
https://artespublishing.com/

■開場11:30 / 開演12:00

■予約¥2,500 /当日¥3,000 (共に1D別途)

※ご到着順のご案内となります。
※店頭へのメールフォームまた電話からご予約ください。
※エントランス時のお支払いは現金のみとなります。

☆会場チケット⇒ 電話(03-5456-8880: 15-21時)での予約、またメールで受付いたします。お早めに。